【硬筆書写検定 1級について】
1級を受験するときの内容についての詳細です。
1964年（昭和39年）に「ペン字検定」の名称で始まりました。
その後、1990年（平成2年）に今の「硬筆書写検定」という名称に変更。
同一回の試験で別レベルの級を受験することはできない。
実技または理論で片方が合格点に達している場合、
仮登録をすることで、次回及びその次の回で不合格科目のみの受験でよい。
（1）受験資格 （1級）
年齢・学歴・性別、特に制限なし。
（2）試験日 （1級）
年3回、1月、6月、11月に実施されることがほとんど。
（3）試験場 （1級）
全国の都道府県庁所在地
（4）受験料 （1級）
5,500円 （年度によって変更）
（5）検定内容 （1級）
硬筆書写の高度な専門技術及び知識を兼ね備えていること。
大学・一般程度
実技と理論の試験がある。
実技→速書き、楷行草三体（漢字10字書き）、縦書き、横書き、自由作品（和歌、現代詩、漢詩から一つ選択）、掲示文（縦書き）
理論→常用漢字を旧字体や書写体に直す（各5字）、草書読み、古典読み、漢字添削、書道史、誤字訂正、歴史的仮名遣いへの訂正
（6）試験時間
90分
（7）受験者数（概算） （1級）
約500人（年間）
（8）合格基準 （1級）
実技と理論が個別
実技→600点満点中535点以上かつ
理論→400点満点中315点以上
（9）合格率 （1級）
約15％
1級についての所感：
ひとことで言うと、「プロ」です。
書道家のかたで公的な評価が欲しい場合に受験するのが妥当だと思います。
ちなみにこの1級に合格すると「ペン字教室」を開けるそうです。
公的機関のお墨付きということですね＾＾
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