多くの日本人にとって、
「字をきれいに書けるようになりたい」
という願いがあると思います。
学生時代はノートに字を書くことが多いけど、
特に他の人に見せるわけではないですよね。
だから自分の字が汚くても恥ずかしい思いをすることはあまりないわけです。
まあ、あまりの汚さに自分で書いた字が読めない、
なんてことはありましたが・・・^^;
ところが社会人になると、
「自分の書いた字を他の人に見せる」
というシーンに嫌でも遭遇することになります。
まず第一の関門が、あなたも経験があると思いますが、
「履歴書」
これには本当に泣かされましたね。
履歴書の内容自体も人に自慢できるものは何も無い、
更に輪をかけたように「字がヘタ」。
まさに、
「泣きっ面に蜂」みたいな状態でした。
次に職場ですね。
オフィスなどではパソコンが主流となったため、
自分で書いた字を人に見せることはほとんどなくなったように
思われますが、じつは落とし穴があるんです。
例えば、電話を取り次いだときの
「メモ書き」
かつて上司から、
「字が汚くて読めないなぁ」
なんてことを言われたことがあります・・・。
それでなくても電話で会話しながらメモするわけですから、
汚くなることも当然なんですが・・・。
なので、あとで書き直したこともありました^^;
他には披露宴などで自分の名前を書くときですね。
ご祝儀を渡してから一筆。
自分の前にズラーッと他の人の名前が並んでいるんですよ。
それがみんな上手なんですね。
もうその時点で萎縮してしまうので、いざ、自分の書いた名前を見ると、
なんとも可愛そうになってくるくらい「お粗末」・・・。
これにも泣かされました。
他にも「字を他人に見せるシーン」はあると思います。
「いざ」というときにサラッとうまい字が書けると、
ほんのちょっとだけ優越感に浸れる、のかもしれません。
まあ、優越感とまではいかなくても、
なんとなく得した気分になれるようですね。
何はともあれ、字は下手であるよりはうまいほうがいい、ということです。
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